振替休日と代休に違いはあるの?
A
一般的に、事前の振替休日、事後の代休と言われます。
振替休日とは、あらかじめ振替される休日を特定したうえで、休日と労働日を入れ替えるものです。
例えば、所定休日である日曜日を勤務日に変更する代わりに、勤務日である木曜日を休日とするように、所定休日と他の勤務日をあらかじめ振り替えることをいいます。この場合、振り替えられた休日は労働日となり、この日に働いたとしても休日労働にはなりません。ただし、週をまたいで休日を振り替えた等により、週の労働時間が法定労働時間を超えてしまった場合には、この超過分が時間外労働になります。
一方、代休とは、休日労働を行わせた後で、事後的に休日を取ることを言います。
事後に休日を与えたとしても、休日労働を行った事実は変わらないため、この場合には休日労働や時間外労働の割増賃金が発生します。
一般的には上記のとおりですが、詳しくは当センターへご相談ください。